2011年11月29日 火曜日
真っ暗な夜道、後ろからついてくるヘッドライトだけでパンダクラウンを見破った自分…(o ̄ー ̄)フッ
家の前とはいえ、(だからこそ、)気づかず一時不停止してたら、危うく2週連続で保安官にお世話になるところでしたぜ…。
ついにうちのすぐそばまで署の手が…。
…先週は
オールペン仕上げ塗りウレタン塗装編!とか言いつつ、ロクでもない終わり方をしてしまいましたが、今日は8月14日、ホントにアレの翌日のお話です。。。
さすがはウレタン塗装、乾燥期間一日でもばっちり乾いています! …とはいえ、強い衝撃や長いことさわってたりすると、さすがにちょっと跡がついてしまうようですが。。。
でもま、組み立てには影響ないさ!と、今日は最終章・
組み立てをしてしまおう!ということなのであります。
…え? あのひどい塗装はどうしたのかって…?? (・_・;)
とりあえずいったん忘れることにしました!\(゚▽゚;)
…あのあと、家に戻ってなんとなくGooBikeで中古カブを見ていると、あることに気づき…!
カブって、あんまり塗装とか気にならなくね…!?
ウインカーがあったり、キャリアがあったり、シートがあったりで、案外フレームの塗装面って気にならないもん…じゃないっすか…?!
そもそも、そこいらじゅうに実用車として走り回っている”スーパーカブ”の塗装をまじまじと見て、
「このカブの塗装ザツぃ!」とか言うやつもおらん…でしょう。。。(そんなにもひどくないし…目立たない青色だし!)
…だから、、、
失敗はあんまり気にせず、
さっそく組み立てちゃいますっ!
そんでもって、もういきなりここまで組みあがっちゃってますが…。 これ以前の写真がなかったのであります。 でもこれ、組み立てとしてはかなり序章。 タイヤとかの基本部品、ハーネスを通しただけのとこですネ!
ここまでに気になったところと言えば、センタースタンドのバネ。ここについては
以前に予習済みであったので、あんまり時間がかかることも悩むこともなく。
案外悩ませてくれたのが、
ハーネスと燃料チューブの取り回し。
4速セル付きは、エンジン上部にモーターがついてるってことと、AA01モデルなので、ブローバイ還元装置のチューブもぐちゃぐちゃと…。
で、なんか先っちょがちょん切れてるけど、こんなホースあったっけ…???
迷ったら速攻でネット調べ。 圧抜きかなんかのホースっすね!燃料ホース穴の隙間にねじ込んでおけばいいと。
さて、そんなに時間もかからずにここまで来ました。真夏真っ盛りのお盆、8月14日のお昼のことであります。(;´Д`)pアチィ
エンジンを乗せよう!
厳密に言えば、エンジンだけじゃなくてミッションとジェネレーターもだけどね!なんて、そんなことは考えなくていいんです。 この、小っちゃいくせに20kgもある筐体(きょうたい)をなんとかフレームにくっつけてやらねばなりません。
…外したときはどうしたのかって…? …あの時は友達がおりましたし、エンジンを止めているネジを外したら、車用のジャッキでゆっくり下げるだけでした。
しかし、今回は訳が違います! 作業人員は一名、ジャッキを使ってあげるにしても、まずはフレームの下に配置した、不安定なジャッキの上にエンジンを乗せなくてはなりません!さてはて、どうしたものか…。
台車を用意して、台車にエンジンを乗せてからフレームの下へ移動、台車ごとジャッキで持ち上げてフレームに装着!
ふむふむ、、、即席で考えたにしてはなかなかいい案だ!(´∀`)ゞ
さっそく準備準備…
…いよいよ!と実行しようと思ったら、
会社寮住みの兄貴が何の前触れもなくバイクで帰宅。スゲーぐっどたいみんぐっ!
「おまえ、なにしとん?」
「ちょうどええわ!これ持っとくから、そこのネジ、ここに差してくれへん?」
2人居れば、何にも考えずに
10秒でエンジン装着できますぜ!!( ̄▽ ̄;)!!
せっかく用意した木の台車がむなしい…。
フレームのエンジンマウント 一番上のねじ一本を差し込めば、エンジンはかなり安定した状態になりますから、一人が下からエンジンを支えて、もう一人がフレームのネジ穴に長いネジを挿入するだけで良いのです!
…ちょっとやってみないとわかりづらい説明かも…。
注意することとしては、
エンジンとフレームの間にスパークプラグのコードとか、その他の
取り回しを噛みやすいっぽいので、ちょっとずつチェックしながら慎重にやった方がいいかも…です。
兄 「なんか手伝おか?」
ボク 「ええよ。」(関東弁訳:「必要ないヨ。」)
兄上はボクにとってはトラブルメーカーでしかないので、丁重にお断りしておきました…。
兄 「終わったら2りんかん行こーや。」
ボク 「…。」(-_-;)lll 終われへんっちゅうねんっ!
ハーネスと燃料ホース類の取り回しも、もともとの写真を見てやればバッチリ! 初めてやるなら作業前の写真は取っておいた方がいいかもですね! 慣れてくると見ただけで大体わかっちゃう…。
そんなこんなで、一番苦労するのはエンジン乗せるトコでしたね…。
あとは細かいパーツの装着、同じ色のハーネスを余りなくつなぐだけです!
いっぱつで全部の組み方は理解しづらいと思いますが、それぞれのパーツの外し方、つけ方をある程度理解しておけば、それを全部いっぺんにやるだけのようなものです… (…は?)
…コレをつけなきゃアレがつけられない、ってのがほとんどないので、部分ごとに組み上げちゃえばいいってことです!(`・ω・´)ゝシャキーン
定点カメラアニメーション・組み立てばーじょん!
太陽光の入り方が著しく変わっているのがお分かりだろうか…。
いやー、、、ばっちり組み上がりましたな…!
エンジンかけてみようか! 緊張の瞬間ですな…。
キーON! Nランプ点灯! キックスタンバイ!
ガシュっ!
………しーん。。。( ̄_ ̄)
兄 「アカンやん。掛かれへんやん。( ̄0 ̄*)」
(゚Д゚;)!!!
アホや!ガソリン入ってへん!
この時ばかりは兄上にも役に立ってもらい、何気にいいヤツ乗ってるCBR250R(当時)のタンクから、きゅぽきゅぽガソリンを抜いてもらいました…。
わずかながら給油完了!
……ガシュっ! ……ガシュっ!… ……ガシュっ!……
もう夕暮れで暗くなり始めている中、ひたすら鬼キック。 キャブセッティングはそこそこになってます。それなのに、
なんで掛かれへんねん!!
チョークを引いて、スロットル全開でキック!
ぶぅうわああああああああああああああんんんんん!!!!
お、おおお。。。( ̄0 ̄;) あわててスロットルを戻しますと…
うううううんんんん…………きゅっ!(←カブのエンジン切ったら聞こえる音)
同じことを繰り返すこと数回。(時間にして10~20分) …気づいたこと。
どうやら、
ガソリンの量が足りてない模様。
変な器具を使ってチョビっとしか入れてなかったものの、そこそこ入れたつもりではあったんですが、よくよく覗いてみると、カブのタンクの内部って
リザーブのパイプからタンクの底までに1センチくらいの距離があるっぽいんですね。
だから、空っぽからちょっと入れたくらいでは、キャブまでガソリンが回らないようで…。
ガソリンはケチらずにちゃんと入れましょう。(ー_ー;)
かなり暗くなってたせいで見えづらくて気づかなかったってのもあるんです。。。
その後、ちゃんと継ぎ足したらなんともなかったようにエンジンもかかり、
頼んでもいないのに兄貴が試走。
「トロいけど、こんなもんちゃうん?」
じゃかましわっ!∑( ̄皿 ̄;) アンタが乗っとんのは”にーはん”やろ!一緒にすな!!
まぁ、ともあれエンジンは絶好調です。 キャブOHの甲斐もあったかな…? 1週間も開いちゃうと、前をあんまり覚えてなかったりするんだけど…。
「…2りんかん行かれへんかったやん…。」 …(ー_ー;)シランガナ…
ここからは実は翌日のおはなし。
さて、先のアニメーションを見て、「あれ? 最後まで組み上がってないんじゃない…?」なんて思った人、カブ歴が浅いね~~(?)
カブと言えばレッグシールド!あれも付けてやらねば完成とは言えません!
ただ、4速セル付きはモーター部のでっぱりがありますから、その部分を切り取ってやらねばなりません。
ほんとなら、
こやつのカブカスタムのレッグシールドを観察しながらじっくりやる予定だったんですが、なにぶん毎度予定が合わないヤツで…。
もういいや! でテキトーにライン取りして強行。
驚くべきことは、このジグソーの歯が
木工用(合板)。
ま、所詮ひとつ1500円しないパチもん(社外品)だし、失敗してもナンボのもん…!(゚∀゚;)
で、
軽く失敗したっぽい…。(-_-;)
上方向に切りすぎかな…? よく見ると、ライン取りの時点で上すぎ…。
ま、いいか!(゚ー゚*)ゞ ときにあきらめも肝心ですっ!
そんなこんなで、ほとんどエンジンがらみの話でしたが、次回はついに最終回の総集編!
果たしてどんなカブに仕上がっているのか…!?
もうすでに結構写真出ちゃってるけど、乞うご期待…してくれなくても…(?)
次回:【カブ】 SPC17-B計画・最終回 マイカブ命名!
前回:【カブ】 #B:Day6, オールペイント編!~後編~